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芦原英幸とは?

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芦原英幸のハイキック

芦原英幸とは?

芦原英幸とは、芦原空手の創始者である。新国際空手道連盟の会長にして初代館長である。芦原が創造した空手技術は、サバキ(英語ではコントロールテクニック)と呼ばれ現在は、世界中で学ばれている。相手の攻撃を最小限度の動きでかわし、受けと同時に相手を攻撃する技術がサバキの醍醐味である。その名前は、日本の空手史に金字塔として刻まれている。元は、大山倍達の主催していた極真会館の四国支部長として活躍していたが、1980年極真会館を離れ自流である芦原会館を設立した。芦原の弟子として有名なのは、二宮城光、中山猛夫、石井和義、松本英樹、廣原誠、中元憲義、石本誠らがいる。現在、芦原会館は芦原英幸の長男である芦原英典が継いでいる。

芦原英幸の出演した映画は?

芦原の名前を不動にしたのは、「地上最強のカラテ」という実録空手映画であった。芦原は、この「地上最強のカラテ」のなかで豪快なカラテテクニックをいくつも紹介している。その一つが、瞬殺のサバキテクニックである。芦原は、自分に向かってくる3人の相手を瞬時に制圧して見せている。さらには、氷柱を七段も積み上げ足刀(そくとう

)で一撃粉砕している。それ以外には、頭割りや芦原の十八番と言われる「手裏剣打ち

」などを披露している。芦原は、それ以後に製作された続編「地上最強のカラテ2」「最強最後のカラテ」でも見ることができる。また「激突!格闘技四角いジャングル」では、弟子であった二宮城光との模範演武も見ることができる。

海外における芦原カラテの評価は?

海外では、最初二宮城光が道場を開いていたアメリカ、コロラド州デンバーでの広がりが最初であった。二宮が中心となって海外支部は広がりを見せるのであるが、その広がりは凄まじく共産圏であるロシアや中国にも広まっている。なかでも南アフリカでの広がりは、著しいものがあった。当時南アフリカ支部の統括を任されていたフセイン・ナーカーは、SNSなど駆使してインドやインド近隣の諸国への拡大に貢献した。しかし、芦原の死後独立し独自団体「芦原国際」を設立して活動している。フセインは、世界を回って様々な武道に体験入門し、その体験記などをネットで書いている。

芦原の書いた技術書は、日本語が3冊、英語が2冊、オランダ語が1冊発売されている

芦原が、海外に好評していない技術書は「実戦!芦原カラテ2」であるが、これは芦原の指導する核となる技術が隠された本だからであると言われている。

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実戦!芦原カラテ2

一見したところ単なる型の本にしか見えない本であるが、その細部までこだわって書かれたこの本には、弟子にも明かさなかった様々な秘密が隠されているのである。この書籍自体すでに絶版書籍となっているため、入手はなかなか難しい。